ピアノの峠

1962年生まれのあたくしどもの世代はフォークソング世代の終わりの方に引っかかった年齢で、アコースティックギターをかじった方も多かったかと思います。

ギターというのは譜面を読めなくてもコードを押さえられるととりあえずは弾ける感じになるので入りやすい楽器だと思いますが、Fコードを押さえられるか否かがその先に進めるかどうかの最初の分かれ目になるんであります。

 

これはバレーコードと呼ばれ人差し指をまっすぐ横に寝かせて弦を押さえるもので、きっちりできてないと音にならずここでつまずいてやめちゃうというのが一つのパターンでありました。

特に昔のギターはネックは太いわ弦は硬いわ大変であたくしもその口でございました。

今は道具もよくなってそんなあたくしでも一応弾けるふりくらいは出来るようになりまして。

 

でね。ピアノですわ。

バイエルも70過ぎますと和音を二本の指で同時に鍵盤押さえるんでして、これが出来ない!いわばギターのFコードと言ってもいいのではないかと。

おまけにあたくしの左薬指はカヤック初心者の頃岩にぶつけて曲がったまんまになっておりまして、実はギター弾く時は先ほどのバレーコード押さえるのに便利なこの湾曲がピアノ弾く時は大変困ったことになるんであります。

 

 

 

上達早いと褒められていい気になっておりましたが、ここが一つの分かれ目になるかもしれません。

はたしてこの峠を越えられるんでありましょうか?https://www.youtube.com/watch?v=VXwHLuC6Ka0