江戸の昔を訪ねる

会社泊り翌朝昨日の日曜日、ちょいと土曜にの仕事の現場の片づけをしてから帰り天気が良いので出かけてみようかしらんと。

上野では今寒牡丹の花が見ごろらしく西郷さんがいるし大好きな噺「崇徳院」の舞台でもあるし、久しぶりに行ってみようかってんで。 

新春の賑わいは既に終わっているとはいえ相変わらず賑やかな上野、先ずは西郷さんにご挨拶し清水

 

へ。  

落語「崇徳院」 上野山内清水寺に参詣した若旦那が休息に立ち寄った茶店で、後から来たどこかのお嬢様に一目惚れしてしまいその相手探しを頼まれた熊五郎が江戸中を歩き回るという。手掛かりといってはお嬢様から渡された崇徳院のお歌があるばかり。さてどうなりますか? 

 瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に 逢わむとぞ思ふ 

 

 

 

古今亭志ん生のまくらで江戸から明治の情景描写では、この頃不忍池に落ちる滝があったそうでどんどん掘りなんて流れはどのあたりだったのかなあ?などと昔を偲ぶのもまたゆかしいものであります。 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

徳川ゆかり東照宮のお庭では寒牡丹園の盛りでございまして藁で囲った美しい姿を見せておりました。ただあたくしは大輪の花よりも楚々とした山野草が好み。寒風を緩めてくれる日差しに水仙なども映えておりました。 

 

 

 

 

 

寛永寺に行く途中で子ども図書館なるものを見つけ入ってみましたが、その昔の帝国図書館の建物を生かして現代建築にリニューアルしてあり、ギャラリーや昔の子どもの本の展示など一見の価値ありでした。 

 

 

上野の駅に戻ってアメ横をブラつき、大トロ中トロ合わせて8000円を2500円でゲット!

お腹もいい具合に空いてきまして、手ごろなお店に腰を落ち着け御朱印帳いいね~などと言いつつ一杯、また一杯。

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸を訪ねる小さな旅、大変結構でございました。

他にも芸大、美術館、博物館と、上野という場所は文化度の極めて高いところでございます。 次は国宝見に行ってみたいと思います。やっぱ縄文土器かな~?

川も山も行かれないけど街だって楽しいやいっ!子供かっ!