お詫び

東日本大震災の時もそうでしたが、被災地の悪天候ってのは泣きっ面にハチのように腹が立つほど重なるもんですね 

 

前々回のブログで今回の震災を過小評価するようなことを言ってしまい、被害にあわれた方はじめ関係各位にお詫び申し上げます。

時間経つにつれ被害の大きさが分かってまいりまして、少ないと言えど人的なものもあり、インフラや交通網の寸断などとてもあの程度の揺れなんつってる場合ではなかったんですね。
ほんとすいませんでした!
 
停電についても敬愛する京大の藤井教授によれば地震によるトラブルではなく、そもそも発送電というものは需給バランスを計算しながら極めてデリケートに発電所員によってなされているもので、それが崩れた際全体のブラックアウトを避けるためやむなく一部地域を止めるという。
ですから今回の停電も理にかなった処置であったそうです。
すいませんでした!
 
ところでその伝で言うと、藤井先生が発電所キャラに扮して「せっかくバランス考えて発電しとるんやないか、風力や太陽光が割り込んで邪魔せんといてや!」と、お茶目な例えになりまして。
風が吹いたりお日様出たり家庭で小さく蓄電するくらいなら良いけど、まさに風任せ的に不規則な発電は大規模電源にとって誠に不都合であるという。
再生可能エネルギー万能教の方々にお聞かせしたい話であります。
 
あたくしの不明についてはお恥ずかしいことですが国土強靭化が急務であることに変わりなく、例えば水道管のように改善に膨大な費用が掛かるけれどもライフラインとして絶対に必要なことは国家主導でなければならず、利益と手間を天秤にかける(企業としては当たり前のことだけど)民間に任せるなどあってはならないことであります。
それやっちゃってる宮城で断水してるのは象徴的?
あとあれだって
 
震災でも津波でも真っ先に現場の処理にあたるのって地元の土建屋さんなんですってね。
「コンクリートから人へ」のスローガンで公共事業大幅に減らした結果数多く廃業に追い込まれた彼らの力が今や圧倒的に不足しており、今年も続いた大雪による地方道の交通マヒなどもその影響で除雪の手が足りないことも一因であったそうで。
 
この前は導入部で間違ってましたが結論は変わりません。
 
富国強兵を~!!