計りとスライサー

世の中すっかりお休みモード。 弊社も朝の喧騒を抜け静かなもんです。

 

落語に「短命」という噺があります。

町内に物持ちの家がありまして大変器量よしの娘がおり、そこに婿入りした男が次々に亡くなってしまうという。

不思議に思った八っつぁんがご隠居に尋ねると、物持ちな家故仕事もせず二人きりで家にいるってんで三度のごはんの度お給仕してくれる時なんぞ手でも降れてひょいとみるとふるいつきたくなるようないい女。 そりゃあ短命だろうと。

聞いて家に帰り自分のかみさんに給仕してもらってふと顔を見る。

「おっ母、俺は長命だぜ」

 

弊社で使用する小型電子計りがまたどういう訳か短命でして、超有名メーカーのものにも関わらず結構な頻度で使えなくなっちまいます。

例の件でサプライチェーンが上手く回らなくなり部品調達の不調からこの手の計りが非常に品薄なんでして、ネット検索してはよく分からないメーカーのものも使いまして。

それすら不具合を起こすに至ってみんなして(三人しかいないけど)考えたところ、これもガタのきたスライサーに乗っけるせいでその振動が精密機器をぶっ壊すのではないかとの結論になりました。

そうなんです

冷凍スライサー回すとガッチャンガッチャンものすごい音と共にものすごく振動するんであります。

冒頭の噺同様振動は短命だなあ