一から?つけ麺作りました

青梅にある担々麺屋さんで行列のできるお店杉山さん。先日ホタルを見に秋川に行く途中立ち寄りまして、噂に違わぬ美味しさに感激いたしました。大きな特徴が海老の出汁でして、丼の中にも焼いた海老まるまる一匹が入っておりました。

 

 

う~ん、これやってみたいなあ。そういや以前ラー油自作した時海老の頭だけ沢山使っていい味出てたっけ。

 

という訳でさっそくネットで海老の頭をゲット。

 

 

 

したんですが・・・。暑いじゃないすか、あんまし火を使いたくないもんでそのまま取り置きしておりまして。

 

で、先週水曜日冷凍庫の故障騒ぎの時片付けた中に沖縄産きび丸豚の皮つきバラがあったんです。あ、こりゃ角煮作ってその煮汁でつけ麺作る時海老の頭入れてみようと思い立ちました。

先ずは網焼きして余分な脂を落とします。

 

 

 

 

で、これを香味野菜と煮込みまして先ずは角煮。まだ旅の半ばです。

 

 

そのまま冷蔵庫で寝かせて今週月曜日ちょいと食べてみました。青梗菜が売り切れてたので小松菜敷きまして。少ししょっぱいかな~?

 

 

次に海老の頭を潰しながらニンニク、玉ねぎ、生姜と炒めて紹興酒で伸ばしぐつぐつ煮てざるで濾しうまみたっぷりのスープに。

 

 

役者はそろいましてようやく目的地が見えてまいりました。せっかくなのでそこらで売ってる麺ではなく本業のものをってんで、お客さんであるつけ麺の名店麺恋処いそじさんhttps://r.gnavi.co.jp/98n9ez750000/ にお願いして自家製麺を分けていただきました。

 

そして昨夜。手順を落語「黄金餅」の言い立て風にお送りします。

先ずは卵をゆでましてその間につけ汁を作りますのに鶏がらスープの素を溶いた鍋に角煮の煮汁を入れまして海老のスープを入れましてオイスターソースを入れまして魚粉を入れまして細かに刻んだ角煮を戻しましてゆであがった卵も入れまして、残ったお湯でもやしを湯通ししましてレンジで小松菜をくたっとさせましてつけ汁の味を見つつ素人味では落ち着かないのでこだわりなく売ってるタレの素を足しまして、具は別盛にするのでおつまみにもなるようにコチュジャンベースのナムルのたれを作りまして大根が古くなるので下ろして残りの釜揚げしらすをのせましてアクセントに三陸めかぶも足しまして冷蔵庫へ、薬味の玉ねぎを粗みじんに切りまして辛味を抜くので水につけまして少し経ったらざるに上げまして、そこから入浴して風呂出たところで卵を出してチャーシューともやしと小松菜と一緒にお皿に盛りつけた時にはずいぶんみんなくたびれた。・・・・あたしもくたびれた( ;∀;)

 

で、麺をゆでるのは坊主に任せてあたくしはしらす下ろして一杯やりつつ待っております。良きかな良きかな。

 

 

 

 

お茶々も待ってる?何でカウンターで寝てんだ?

 

 

出来ましたあ~!

 

あつもりでいただきました。いやあ実に結構!坊主からも「脱サラしてつけ麺屋で食えるよ」と。サラリーマンじゃないんだけどさ  

言い立てのところに書きましたがこれまでの経験上ラーメンスープは素人が手作りだけにこだわって作っても、何かが過剰か不足かでまずうまくできません。それだけ難しいものなんでしょう。

そこに出来合いの素を入れると不思議にしっくりくるんですよね。いいのいいの美味けりゃ!

 

さて、足掛け一週間にわたりましたつけ麺制作の旅のお話、これにて大団円でございます。いやあ料理ってほんとにいいもんですね!