はすっぱな女とは

シャンソンにエディットピアフという大歌手がいました。

その代表曲「愛の賛歌」は飛行機事故で突然亡くなった恋人を想いピアフ自身が作詞した慟哭なんだそうですが、日本では岩谷時子さんの訳詞というか作詞による歌詞が一般に知られており情熱的な愛の歌という印象が強いです。

昨日ラジオで久しぶりに聞きました。あたしらの世代はなんといっても越路吹雪ですね~。

岩谷版ですと

 

 ♫ あなたの燃える手で あたしを抱きしめて ただ二人だけで 生きていたいの 

 

   中略

 

   愛こそ燃える火よ あたしを燃やす火 心溶かす 恋よ ♫

 

これね。あたしってとこがポイントですね。

「わたし」だと大分印象違いますわな。「あたし」って響きはどことなくはすっぱな感じしますでしょ?いかにもすべてを投げうって恋に堕ちる女って感じ。日本語って面白いですよね。

 

言葉の響きで印象がガラリ変わる事があります。どうかするとある方向に向けるために意図的に使われる場合があり、再々申し上げますように「駆けつけ警護」なんてのはまさに下衆の極み。

昨日のニュースでも似たようなのがあったような。不時着と墜落。さあ、どっちがアブないでしょうか・・・?