ミステリーゾーン

いや~寒いっすね~  どうもお天気まで人間を腐らすのに手を貸してるような気がして嫌!

 

ウルトラマンシリーズの嚆矢となった名作「ウルトラQ」がモデルにしたことでも知られるアメリカのドラマ「トワイライトゾーン」は、日本で放送された時「ミステリーゾーン」とタイトルされておりました。

主に原作を手掛けたロッド・サーリング自身がホストで出演しており、夜中の再放送を夢中で見ていた高校生のあたくしはその時点でもうドキドキワクワクしておりました。

 

白黒画面でも視聴経験者には大きな違和感は無く、どのストーリーも秀逸でありました。

タイトルは忘れましたがこんなお話が。

 

地球を遠く離れたとある惑星は移住したままとり残された少数の地球人たちが、縄文時代のように細々と暮らす場所でありました。

人々の中心になっている老人は地球に暮らした頃の思い出を持つ唯一の人物で、ささやかな夕餉の時彼を囲んで輪になりその話を聞くのが誰もの楽しみとなっておりました。

そんなある日

 

何と故郷からの救助隊が到着したのです!

ロケットから降りてきた隊員たちを迎え一同は沸き立ちます。

今の地球はどんなところ?と口々に問う子供たち。帰還の日を楽しみに待ちわびるのでありました。

 

ところがすっかり放り出された形のかの老人一人は面白くありません。

地球に帰れる喜びよりもリーダーとしての立場を失った憤慨の方が大きかったわけです。

どんなに説得されても不貞腐れて、自分だけは帰らないと言い張ります。

 

そして出発の日。

家に籠っていた老人ですが、飛び去るロケットの姿にたまらず駆け出し「わしも連れて行ってくれ~!」と叫びましたが時すでに遅し・・・・。

 

 

ようやく終息の兆しが見えてきた武漢発新型コロナウィルス。

最近思うんですが一部の人たちがやたら再発の恐怖を煽るようなこと言ってませんか?

なんか騒ぎが収まっちゃうと自分の居場所が無くなるかのような。

 

穿ちすぎですかね~