世界と日本

またぞろ不安を煽るようなな報道の中、世の中妙な雰囲気になりつつありまして。

弱毒化したウィルスは風邪みたいなもんだと言っても、騒いでる人たちは聞く耳持たんって感じ。

時短だの酒やめろだのにならなきゃいいんですが 

 

あたくしの話は漫画でもお古いところばかりでございまして、本宮ひろ志先生のヒット漫画「俺の空」に入れ上げたのは高校生の頃でありましたろうか。

正義であれ悪であれ一貫して男の生きざまを描いた先生の作品らしく、男としてけた外れのスケールを持つ主人公安田一平は大財閥安田グループの妾腹に生まれながら御曹司として育てられ、家訓に従い高校を二年で卒業、生涯の伴侶を探す一年間の放浪の旅に出るという。

海外も含め旅先で出会った人々とのかかわりの中で人として成長していくのですが、どっちかというと女性遍歴っぽくて思春期の少年にはドキドキもんでありました。

最終的に結ばれるのが東北の老人と呼ばれるなにやらの大立者らしき人の孫娘で、陰の実力者みたいな人が出てくるのも本宮作品らしいところ。

でね

 

実はこの人がおじいさまから託された指令というのがあり、それは「安田一平を一人だけでも世界に通用する日本人にすること」というのがまあオチというか。

まだイチローも羽生緒弦も大谷翔平も出る前ですから分かんなくはないけど、世界>日本といういかにもありがちな世界観でありますな。

ただですよ

 

例えば維新後西洋化の中浮世絵の傑作を散逸させた頃逆にジャポニズムが世界を席巻したように、渡辺京三先生の「逝きし世の面影」にあるように、機械文明を別にすれば既に日本が別の形で世界に先んじていたわけで、鎖国しながら完全な循環型社会を営んでいたいたのなんざ今はやりのSDGsだし、マツコさんはじめオネエタレントがスターになる社会はジェンダーフリーだし、今更あんたたちに言われたかね~よ!ってなもんで。

第一次大戦後のパリ講和会議で世界で初めて人種平等うたったのだって我が国でありますよ、BLMどころじゃないっての!

まあ前の戦争負けたその年のベストセラーが「英会話入門」であったような軽薄さも含めて日本人なんですが、いつまでも国連偉い!どか世界遺産指定で大喜び!とかやめませんかと。

 

ついでに言っちゃうと高天原での神々の相談は紀元前の民主主義であります