窓辺で手紙を読む女

いつまで寒いんだよお~! と、言いたくなりますよね 

 

昨日は雨の中を東京都美術館に行ってまいりました。

「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の目玉は何といっても「窓辺で手紙を読む女」で、つい先年補修の際に塗りつぶされていた壁のキューピッドの絵が発見?されて後初の海外出展だそうで。
最終日の最終時間帯の予約のみ空いていたので最後の最後に見られたのですが、四時半から閉館の五時半までしかなかったのでフェルメールまでいく前に「あと30分で閉館となります」というアナウンスが流れもったいないと言いつつ途中すっ飛ばしてお目当てへ。
三度の瞬きを二度に見るなんて言葉のように、皆さんで押し合いへし合い鑑賞いたしました。
フェルメールは素人にも分かりやすいしやっぱ本物はいいっすな~!
 
とはいえ山田五郎氏がYouTubeの美術解説番組で言ってました。
ドレスデン美術館に行った時フェルメールのコーナーはほとんど無人でひとりじっくり見られたほどその人気の高さは日本が突出してるそうで、何故かというに画面の静謐さが日本人の琴線に触れるからであるという。
そしてその静謐さは余白にあると。
その意味では新たな発見は「なにやってくれちゃってんの!」なんだって。
 
そういやそうかしら? 二枚を比較してみてくださいね。
あ、一枚は贋作であります