金沢旅歩き

この週末は新幹線開通以前から一度は訪れたいと思っていた冬の北陸。美味しいものや見どころの宝庫であり坂本龍馬、チャップリンに続いてあたくしが敬慕してやまないコウ様の故郷金沢に、憧れの北陸新幹線で行ってまいりました。

 

土曜朝上野発のはくたかに乗り込むなり駅弁広げてまず一杯。

 

 

列車は途中スキースノボの客を下ろしつつ各駅停車で能登へと走り、車窓の景色は見慣れた上州から雪の長野、上越と移り変わりやがて右手に日本海、左は立山連峰の雄姿を見つつ再建進む糸魚川の現場を過ぎればやがて終点金沢。来ちゃった~ 

 

 

先ずは徒歩圏の近江町市場へ。鮮魚、肉、野菜、果物、飲食店、沢山のお店が軒を連ね買い物客や観光客でものすごい熱気でありました。

 

 

  

 

 

  

 

 

 

店頭の立ち食いもありホタテ、コロッケ、うなぎなどいただきつつブラブラ歩き。お昼はたまたま行列の途絶えていたあまつぼさんで、夢のかに面、金沢丼を地酒でいただきました。

金沢おでんの白眉かに面はズワイガニの甲羅にほぐし身や味噌、卵などを盛り付けて注文が来てから煮るもので、本来12月までですが恐らく観光客用に出しているんでしょう、とはいえどのお品も一見さん用のやっつけ仕事とは程遠く大変美味しゅうございました。お昼から贅沢だわ~!

 

一旦ホテルに戻り露天風呂で旅の疲れを洗ってから夜の街へと繰り出しました。折しも雪が降り始め雪国の旅情を演出いたします。

お店選びはガイドブックより地元タクシーの運転手さんに聞くべしとの持論により地元の人が行くお店に案内してもらいました。車中いろいろ聞きますに、生粋の金沢人を自認する人たちはプライドが高くスーパーの見切り品などは買わないんだとか。買い物も人と一緒だと何を買ってるかバレるので行かないそうです (*_*;

 

片町の金沢おでんの老舗高砂はいかにもといった風情、ど真ん中の好みやわあ。

 

 

満席でしたが待つほどもなく入れまして、車麩、バイガイ、魚めん、赤はんぺんなどこちらでは見られない地の味を中心にどんどんいただきまして、お酒も進む進む。

 

 

 

 

 

 

 

ラストオーダーが近づきお腹も結構くちくなってきましたが、お代わり禁止の謎の土手焼きと〆の定番カレーおでんはどうしても食わずばなるまい!

 

 

 

 

どて焼きは豚ロースを味噌で焼いたもので、手がかかりすぎるためひとグループ一回のみの注文しか受けないそうな。カレーおでんはスパイシーな香りが新たな食欲をそそるという。どちらも絶品でございました。食べてよかった~!

 

一夜明けますと雪は止み青空。雪景色だけ残してお天気というベストなパターン、持ってますあたくし! 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

定番兼六園、金沢城址、金沢神社と歩き、東茶屋町から再び近江町市場でお昼をいただき一泊二日のお楽しみもそろそろおしまい。

 

 

 

 

楽しみ過ぎて結構時間押してしまい最後はバタバタとはくたかに滑り込み、ほっと息をついて〆の一杯。暮れなずむ山々と海を眺めながら満ち足りてちびちび。七時過ぎには家に帰っておりました。

 

 

金曜日銀座M会館さんの新春講演会で聞いた通り、小市民の懐が少しでも温かくなれば世にお金が回り景気が良くなるというのはこれを言うんでありましょう。ちょいと贅沢してしまいましたが経済回したし憧れの金沢旅歩きホント楽しかったわ~!

座ったまま飲みながら移動できてやっぱ飲み鉄最高!次はどこ行こっかな~ ( *´艸`)

 

追伸・行く先々でシャッター押してくれた方やご相席いただいた通りすがりの方々、お世話になりました。またどこかでお会いしましょうね ♡