ゼノンの背理

なんか朝はまだ寒いっすよね 

 

古代ギリシアの「ゼノンの背理」で有名なのに「アキレスと亀」というのがありますね。

勇者アキレスの前に亀がいて同時に歩くのですがアキレスが歩く間に亀も少し進み、またアキレスが歩く間に亀も進みという具合にいつまで経ってもアキレスは亀に追いつけないという。
こりゃ時間の連続性を無視したところに成り立つ一種の詭弁であります。
 
ここで妄想歌謡曲のコーナーです。
 
吉田拓郎さんの「結婚しようよ」を最近久しぶりに耳にいたしました。
 
 僕の髪が肩まで伸びて 君と同じになったら 約束通り町の教会で 結婚しようよ
 
考えて頂きたい。
現在君の髪は肩まである。
僕の髪はも少し短いので同じくらいに伸びたら結婚しようよ。
しかしですよ
 
僕の髪が伸びる間に君の髪も伸びるわけで、肩まで伸びる頃には腰までいってるかもしれない。
故に二人の髪が同じになることはなく、結婚もできないという。
 
ゼノンの背理か!
 
しかし現在と違い結婚に対する意識がずっとイージーな良き時代でございました。