熟成牛を自作する

三年ほど前にタスマニアパスチャーフェッドビーフというものが輸入されてきたことがありました。

タスマニア島でマメ科イネ科の植物を食べて育った牛で、餌がタンパク質ミネラルを豊富に含むため赤身が美味くなるという、今はやりの赤み牛肉のはしりといったところでした。

これが骨付きだったところから自分で熟成かけてみようと思い立ちまして、状態を見ながら三~四週間くらい寝かせました。

http://nikkotikusan-nikkotikusan.blogspot.jp/2012/10/blog-post_1742.html

結果、周りは触るとベトつくくらいになったものの、脱骨してトリミングかけたら中心部分はしっかり熟成して薫り高く大変美味しい肉に仕上がりました。

http://nikkotikusan-nikkotikusan.blogspot.jp/2013/02/blog-post_26.html

とはいえ元の半分以下の目方になっちゃって、お試し価格で仕入れたんじゃなかったらとんでもなく高い値段になってしまってとても売れないとあきらめたんであります。

あたくし子供の頃から目新しいものを見つけると、なんでもかんでも先ずは自分で作ってみないと気が済まない性分でして、スケボーだのゲイラカイトだの作っては失敗ばかりしてまいりました。

ただ板にキャスター付けたスケボーもどきは、その後足を骨折した時トイレに通ういざり車に役立ちましたけどね