妖怪ハンター

世の中には売れっ子というわけではないけれど、一部熱狂的ファンがいる作家というものがおりまして、漫画家諸星大二郎さんもそんなおひとりです。

かく申すあたくしもファンの一人で単行本が出るのを心待ちにして繰り返しむさぼり読んだ少年時代でありました。

 

確か連載デビュー作であった「妖怪ハンター」は古事記など日本の古代神話に材を取り、それが実際の事件を基にした記録であるとして異端の研究を続ける稗田礼次郎を主人公にしたシリーズでした。

 

 

大変面白かったのですが一作ごとに凝り過ぎて週刊誌のサイクルにはとても合わずほどなく打ち切りになってしまい、その後は折を見ての出版となり稗田は他の様々な作品にも出演?しております。

考証を重ねたであろうストーリーとはいえ漫画は漫画として言い方は悪いけど絵空事だと思っておりました。

ところが!

 

いろいろな学者が講義する動画見ておりましたら田中英道先生が「日本文明の発祥、縄文土偶とは何か」の中で語っておられるのはまさしく稗田学説に通じるお話だったのです!

なんつ~んでしょう、血沸き肉躍る?

興奮して手を切りそうになってしまいました。

 

そうです、お仕事しながら聞いておりましたの。ごめんなさい (^_^.)

 

お時間ありましたら是非ご覧になってください、すごいんだから~!