報道

平らかなうちに終わるかと思いきや、平成も最後に来ていろいろありますね。

海外で大きなテロが起きたかと思えば国内ではどういうわけか悲惨な交通事故が続きますね。

外回りの帰りに池袋の事故現場の前を通ると沢山の花が置かれていて、見るたび胸が痛むんであります。

 

今回のことでは加害者の実名が何故かさん付けであったりとか時間の経過とともに報道されなくなったりとか、その経歴がやたら立派なせいで特別扱いされてるのではという疑問が呈されておりまして、横山秀夫氏の傑作「64ロクヨン」でも議員だったかな?の身内が事故の加害者で警察発表が隠蔽されたというあたりが話の肝のひとつになっておりました。

ただですよ

 

確かに何者かに阿るような報道姿勢には憤りを禁じ得ない一方で、残された被害者のご亭主の記者会見を繰り返し流してはいかにも同情してる、ともに悲しんでると訴える姿勢をとりながら内心では格好のネタが出来たとよだれを流しているのが見え見えで、やれ失言だ不倫だと標的見つけて叩きまくり正義は我にあり!と浅薄でくだらぬ大見得を切って見せるのと全く同じものを感じるんであります。