停電

あたくし同様前半生を昭和にどっぷりつかった方ならご記憶かと思いますが、山口百恵&三浦友和さん主演の「赤い」ドラマシリーズというのがありまして、赤い疑惑とか運命なんてのが大変人気ありまして。

どの話か忘れたけどヒロインが白血病になってしまい当時は不治の病で命にかかわるものだったため、父親が不憫で告知できず本人には「再生不良性貧血」と偽ったという。

確かちょっと流行った?んですよこの病名。

 

今回の台風近所だけ見て思ったより被害少なかったなんて言ってたらとんでもない話で、千葉ではメインの市街地で未だ停電が続きみなさん大変な思いされております。

心よりお見舞い申しげます。一日も早い復旧を!

 

北海道ブラックアウトの時と同様電気というものがいかに生活全般にわたって必要不可欠なライフラインであるかを痛感させるこの事態、ついつい灯りとか思いがちですがエアコン、パソコンなど家電はもちろんトイレや水道までもこれなしには動きません。

 

で、ふと思ったんですが今頃太陽光発電は何をしているのかと?こんな時こそ役に立つはずじゃ?

そしたらなんと山倉ダムで水面を覆って設置されているソーラーパネルが炎上しているそうです。

強風で吹き寄せられて折り重なったのが原因らしいんですよね~ 

 

考えてみれば揺れにしろ波にしろ風にしろ強度もって作られたはずの建築物が倒壊するような事態の中で、森林伐採したむき出しの山肌や水中に酸素取り込めない程湖面に敷き詰められたソーラーパネルだけが無事であることの方がおかしいわけで。

もちろん今回は送電線の断裂が主な原因とはいえ、非常時にこそ役立つという触れ込みが誤りであったことは北海道の例を見ても明らかなんであります。

でね

 

エコだの地球に優しいだの散々振りまいて増殖した、恐らく裏側に例の利権の臭いが充満する再生可能エネルギーブームをここらで頭冷やして考え直す時期ではなかろうかと。

だってね

 

これじゃ再生不良性貧血エネルギーですもんね。

 

そこにつなげたかったのか!