浪曲

カヤック仲間のいばさく氏と二人、ほとんど川に出ることのなくなった元?カヤッカーとして演芸部活動を重ねてまいりましたが、最近になって師匠がカヤック現役復帰したのに加え新たな動きとして何と!新入部員をお迎えし、それも何と!念願の女子部員であるという。

 

あたくしのピアノの方の師匠笠ちゃん先生は落語好きで寄席にもたびたび通われており、そんな同好の士として演芸部に加わってくださることになりました~ 

今回の演目は浪曲。

六月に催された玉川太福師匠の「次郎長伝・閻魔堂のだまし討ち」の続き物でございまして、会場も同じ日本橋小学校内でございました。

 

 

前回初めて生で聞きもしやこれが一番好きかも?と思った浪曲はまくらあり語りあり音曲ありで、声を作るのに十年といわれるように駆け出しとベテランの差が痛いほど感じられる演芸なんであります。

前座さんには申し訳ないけど、う~む・・・ってな 

 

講談でいうところの松之亟に当たるという浪曲の若手ホープ太福師匠は、巨星広沢虎造の調子で今回の次郎長伝を演じているそうで、そういやレトロっぽい黒縁メガネといい風貌といい虎造その人にどこか似ているような。

 

 

まくらの語りからだんだんと声のトーンが下がりましてサビが入ってまいります。

三味線に合わせて歌いだすその声! いよっ! 待ってましたっ!

 

しびれますな~!! 

 

最終回の前段に当たる今回は気を持たせて持たせて、プッツン終わる感じ?

ええ~、ここで終わる!? ( ;∀;)

実は内容もほとんど進まなくてどちらかといえば筋より軽妙な演出と渋い芸を味わうといった段でございました。

とはいえ浪曲お初の笠ちゃんも面白がってくれたし、ぜひこの続きを聞かねばと演者の狙い通りの展開になったような。

 

お引けの後は人形町で打ち上げ。

 

 

 

演芸好きに加え新日プロレスファンでもあった笠ちゃんはいは師匠と話もよく合い楽しい晩でございました。

 

と、いうわけで元?改め元現カヤッカー+ピアニスト演芸部発足でございます!

みなさんの加入をお待ちしております!