国賓

12月の誕生日が近づき重ねた年を感じるほどに、昔のことを思い出しがちです。

今回はお古い漫画のお話など。

 

バイオレンス漫画の名作「ワイルド7」の作者故・望月三起也先生の「ケネディナイツ」という作品をご存知でしょうか?

ダラスで暗殺されたJ・F・Kが死の間際言い残した「指令ゼロ」なる暗号に始まる計画は世界平和を守るために組織された少年をメンバーとする現代版騎士団で、純粋な少年の正義感をもって国境を越え悪に立ち向かうという。

 

子どもがジェット機を駆って飛び回り鉄砲打ちまくるなんてポルポト派かっ!ってなお話ですが、同じくらいの年ごろだったあたくし夢中になりまして、影響されて自身を主人公にした少年探偵団みたいな漫画描きましたもんね (^_^;)

 

日本から選出された源、平、一の木三人のメンバーが初の海外出張でギリシャに行ったのですが、ホテルでバッジを見せると実にどうも下へも置かぬ歓待ぶりでして、少年ながら命を懸けて平和のために尽くす彼らはどこへ行っても国賓並みの待遇なんだそうで。

 

あたくしそこで初めて国賓なるものを知りました。

作中そのホテルのオーナーがスイートルームの客を追い出してナイツに提供する際「どうせあの客は汚い金儲けした金で泊まってるんだろう。そこへ行くとこちら様は子供ながら正義のために戦っていらっしゃる」なんてんで。

つ~ことはですよ

 

国賓として招かれる方ってのはそれに見合うだけの立派な方でなければならぬのかと。

 

来春某大国の国家主席を国賓として招くんだそうで。

あれ?汚い金儲けしてる人じゃなかったっけ?

 

いいのか? 

 

昨日お話しした官邸へのご意見はこのことを毎日書いているんでありますよ。

 

絶対反対!