ショパン

しかし保証より先に罰則決めるって何考えてんでしょう日本の偉い人たち 

 

と、どうにも暗い話ばかりの今日この頃。あたくしもついつい愚痴や不安に流れがちなので、言霊的にも明るい方へ振った方がよかろうとそんなお話をひとつ。

 

思った以上にご好評いただきましたピアノひとり発表会をもちましてランゲ「花の歌」専一は終了、今後も情感込めて弾けるよう続けていきますが次の曲に入りまして。

笠ちゃん先生が選んでくれたのは何とショパンですよ!

ランゲに取り掛かったときもそうでしたが「絶対無理!」と思いつつ繰り返しやってると「ん?もしかしてできんじゃね?」と思えてくるあたりにゴールを持ってくるのが、名伯楽の腕と言いましょうか。

カヤックにハマりまくってツアーばっかし行ってたの時の経験からも、信頼するガイドさんが案内してくれる川なんだから自分にも行けるんだと思えば実力以上の力が出るということもあり、いまだ一音ごとにドからたどるような未熟者であってもいつかは弾けるようになるかもしれません。

 

落語の「寝床」は不思議な声とすさまじい下手さで義太夫を語る大店の旦那が、店のものや店子を集めて聞かせては迷惑をかけているという噺です。

それぞれ理由をつけて逃げる連中に怒った旦那が「義太夫というのはなあ、昔の名人上手と言われた人たちが苦心に苦心を重ねて作ったもんだ!本を素読みにしても結構なものをあたしが節をつけて語るんだよ」という台詞があります。

あのピアノの詩人ショパンが書いた楽譜を、まさか自分が読むようになろうとはちょっと前まで思ってもみませんでした。ありがたいありがたい!

 

おそらく一年はかかると思いますがもし弾けるようになっても旦那のように無理やり聞かせるってのはありませんからね~。

ほんとか? 

 

 

 

 

 

 

 

 

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